株式会社ダスキン 法人営業本部

Salesforceとツール連携で、データドリブンな営業組織へ転換!
営業報告の自動化とペーパーレス化が実現!

株式会社ダスキン 法人営業本部

What we do

Salesforceを中心としたデータ基盤の強化とSFA連携

目的
  • 営業データの一元化によるデータ分析の効率化
  • データドリブンな営業組織への移行
  • 契約情報の管理とホワイトスペースの把握
課題
  • 旧SFAの機能面や拡張面の限定性
  • 他ツールとの連携課題
  • データ集約のスケーラビリティの不安
効果
  • 報告書作成時間がほぼゼロになり、ペーパーレス化にも寄与
  • データ作成、閲覧が容易に
  • ツール連携が可能になり、システムの利便性が向上

Q導入の目的、当時の課題はなんでしたか?

データ基盤強化とSFA連携で、データドリブンな営業組織へ

目的はいくつかありますが、まずは社内に散在しているBtoB関連のデータを全てSalesforceにユニークコードを付番したうえで集約し、当社と顧客との関係性や取引情報をしっかりとデータベース化したかったのがひとつ。
次に名刺情報を含む企業対企業の取引データや関係性のデータや取引データを分析し、データの利活用を行い営業の生産性を向上させたかった。特にチェーン店舗の開拓をメイン業務にしている法人営業本部では、企業との取引状況だけでなく、チェーン店舗の1店1店まで、契約情報を紐づけたいと考えていました。そうすることで、系列企業を俯瞰することができ、既存の契約チェーン店においても次に攻めるべきホワイトスペースが把握できるようになる。まずは、データ基盤を強化し、その後データに基づいたターゲティングや意思決定の正確性やスピードを上げていきたい。SFAへのインプットの量と質が上がれば、これまでの勘と経験による属人的な運営から、データドリブンな営業組織に生まれ変わる事ができると思い進めてきました。
以前利用していたのSFAはシンプルで非常に使いやすいツールではあったものの機能面や拡張面が限定的であったり、他のセールステックツールとの連携面に課題がありました。また、社内のBtoB関連のデータを集約するスケーラビリティにも不安がありました。

 

Q導入効果はいかがでしたか?

Salesforce導入で営業報告の効率化とペーパーレス化を実現

Salesforce(UPWARD)の導入に合わせて、営業会議での報告をペーパーから、ダッシュボードとレポートを用いての運用に変更したことにより報告書作成の時間はほぼ0となり、全社で推進しているペーパーレス化にも寄与することができました。

また、ユーソナー社の各種ツールを連携したことで、営業担当やインサイドセールス担当のクライアントの事前情報収集やターゲットリストの抽出、Salesforceの新規取引先の作成など業務の効率化が図れてきています。

Qthomasを利用して良かった点はありますか?

柔軟かつスピード感のある対応で、システム構築と運用をワンチームで実現

とにかく、柔軟にスピード感を持って対応いただけることです。
要件定義をスタートした時から、週次での定例MTGを実施することで、認識の齟齬もなくまさにワンチームでシステムの構築及び運用を進められたこと。

かなりタイトなスケジュールでのシステム構築でしたが、極力ドキュメントの作成などには時間をかけず、まずは少し粗くても実際の画面をどんどん作成いただき、現物を見て意思決定をしながら進めていくアジャイル方式だったので、何とか予定通りのローンチに間に合ったと思っています。今後はある程度の項目追加やレイアウト修正、レポートやダッシュボード作成などは内製化を進めて行きたい旨をお伝えしたとこころ、快くSalesforceの操作レクチャーやオンボーディングを実施いただけたことも非常にありがたかったです。

 

Q導入したシステムの社内浸透のための取り組みや工夫されたことはありますか?

丁寧なオンボーディングと継続的なサポートで、システム浸透を促進

今回、SFAのリプレイスや同時に行った各種営業支援ツールの導入におけるオンボーディングには、かなり丁寧に操作説明会などをハンズオンで実施してきました。ローンチの2か月前から複数回の導入説明会を実施し、スタートのタイミングでなるべく混乱が起きない様に準備しました。また、オンボーディングだけでなくその後の定着化のための勉強会を最低でも月次で開催し、さらなる定着化と活用促進を目指していきます。さらに、営業担当から上がってくる要望もこまめに収集し、週次で開催しているthomasさんとの定例MTGで共有し、すぐに改善していくことにも力を入れました。

Q今後の展望やthomasに実現してほしいことはありますか?

インプットを価値あるアウトプットに変える、データ×AIの強化

今回構築したプラットフォームをまずは法人営業本部でしっかりと活用して、営業担当者の持つ顧客接点データをきちんと蓄積、分析し、お客様とのリレーションを強化するための企業資産にしていきたいと考えています。中長期的には、「データ×AI」によるDXを推進し、このプラットフォームのさらなる進化を目指していきたいです。

現在は、「インプット>アウトプット」の構図ですが、なるべく早い段階で営業担当のインプットを上回る価値あるアウトプットをAIを活用することで実現していきたい。この「データ×AI」の取組みもthomasさんと一緒に進めて行ければと思っています。

 

インタビュー / 写真撮影にご協力いただいた方
法人営業本部 戦略マーケティング部 戦略企画室 室長 田中 雅弘様
戦略企画室 小谷 八郎太様
戦略企画室 本橋 朱美様
会社名
株式会社ダスキン 法人営業本部
事業概要
サービス業
所在地
東京都新宿区